【事例】借地の相続税評価額

借地権者からのご相談

「親が持っていた借地権を相続するが、評価はどうするべきか」

 

これは、土地を借りて自宅家屋を建てて居住していた親(土地賃借人・

借地権者ともいいます)が亡くなってしまったときに、その相続人の方から

受けた質問です。

相続した財産の評価をする際、この「親が借りていた土地の相続税評価額」を

どのように出したらよいのでしょうか?という質問でした。

 

それでは結論からお伝えしてまいります。

【借地権問題ドットコムの回答】

1.相続税は「相続した財産の金額」に応じて課税がなされます。

2.借地権土地の相続税評価額の計算方法は、「自用地(更地)としての

 評価額×借地権割合」という算式が用いられます。

3.相続時の税務については非常に専門的な事項ですから専門家に依頼する

 ようにしましょう。 

 

借地権問題ドットコムでは、上記のように回答させていただきました。

以下、各項目に補足する形で説明して参ります。

 

解説「1. 相続税は「相続した財産の金額」に応じて課税がなされます。

  相続税の額は、相続税評価額に税率をかけて算出します。税率に関しては

相続する人の状況に応じて変動します。

相続財産は現金や不動産等いろいろありますが、不動産について相続税を計算

する場合には、相続税評価額がいくらなのかということが、相続税の金額を

算出する上で最も重要なポイントとなります。

日頃から、被相続人や共同相続人の方々とコミュニケーションを取ったり、

財産目録を作成してもらったりすることも大切です。  

  

解説「2. 借地権土地の相続税評価額の計算方法は、「自用地(更地)としての

    評価額×借地権割合」という算式が用いられます。

 「自用地としての評価額」や「借地権割合」については、国税庁のホーム

 ページに記載されている「路線価図⇒http://www.rosenka.nta.go.jp/」を

 用いて算出します。

 一般的に、その土地の相続税評価額を出す際には、面している路線の数字

 (㎡単価:路線価)に土地の面積(㎡)をかけて金額を算出します。

 あわせてこちらの記事もご覧ください

(路線価図の見方等⇒https://shakuchiken.jp/column/evaluation/column-829/ )。

その他、接する道路の本数・幅員や方位、土地の形などで規定されている調整割合をかけることになります。

(調整率表⇒http://www.rosenka.nta.go.jp/docs/h30_thyousei.pdf

整理すると、

借地権土地の評価額=「路線価」×「借地権割合」×「各種調整割合」×

「面積」となります。

 

解説「3. 相続時の税務については非常に専門的な事項ですから専門家に依頼

するようにしましょう。」

 実際には、上記の「各種調整割合」の解釈だけでも一般の皆様には非常に

 難しいと思います。また、相続をする財産もこの借地権土地の他にその

 土地上にある自宅家屋や預貯金をはじめ多岐にわたるでしょう。そして、

 相続人も一人ではない場合が多く、他の相続人の方々との協議もある

 でしょう。

 相続時の税務については非常に専門的な事項ですから税理士等の専門家に

 依頼するようにしましょう。 

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