【事例】地主より底地の購入を打診された

借地権者からのご相談

「地主から底地を買ってほしいと打診されたが、どうしたらいいでしょうか。」

 

 

相談者は、建物を住居として使用されていらっしゃいました。

土地(底地)は借地であるという今の状況をどう捉えていらっしゃるのでしょうか。

以前受けたこちらのご相談について、実際にした回答を紹介いたします。

それではまた、結論からお伝えして参ります。

 

 

【借地権問題ドットコムの回答】

1.土地を借地権で使用し、建物のみ所有している今の状況に満足していますか

2.購入する気がなければ、その旨を地主にお伝えし、きちんとお断りして構いません

3.購入したいとお考えであれば、打診された金額が納得できるものであるか検討してみましょう

 

 

借地権問題ドットコムでは、上記のように回答させていただきました。
以下、各項目に補足する形で説明して参ります。

 

 

解説「1.土地を借地権で使用し、建物のみ所有している今の状況に満足していますか」

当たり前のことですが、まず相談者が底地を欲しいとお考えかどうかです。

欲しいとお考えであれば、地主が売却を提案してくださったこのタイミングは千載一遇のチャンスかもしれません。底地も借地権も、どちらも頻繁に売買の機会が発生する訳ではありませんので、タイミングを逃さずに買ってしまいましょう。

金額が妥当であれば、所有権にした後で第三者に売却することも可能です。

 

 

解説「2.購入する気がなければ、その旨を地主にお伝えし、きちんとお断りして構いません

 

では、もし現状に満足していて、特段購入の意思がない場合はどうすればいいでしょうか。

 

私たちが相談を受けたケースは、このケースでした。

 

相談者のお母様のみが、この借地に建った住居に住んでいらっしゃって、底地を購入したとしても将来的に利用する機会もなさそうだということでした。

 

ご相談の土地は23区内で住宅地として人気のある場所でしたので、底地を購入しておけば将来的に所有権の土地として売却でき、その際に売却益を得ることも可能であるとお伝えしましたが、残念ながら資金的な問題で購入する気はないということでした。

 

そういうことでしたら、わざわざ相談にいらっしゃる必要もないと思いましたが、長年賃貸借関係が続いている地主の申し出を断ってしまうと、今後の関係に問題が発生するのではないかと考え、私どもに相談にいらっしゃいました。

 

そのお考えをお聞きしましたが、購入する気がないのにお話を進めることはできません。地主に直接お会いして相談者の事情をお話しし、購入することができないので今まで通りの賃貸借関係を継続したいとお伝えすることをアドバイスしました。

 

以上が、今回の相談における解決までの経緯です。

 

もし仮に、相談者が底地を購入したいとお考えの場合はどうすればいいかを補足でお伝えします。

 

 

解説「3.購入したいとお考えであれば、打診された金額が納得できるものであるか検討してみましょう」

 

もし底地の購入が、相談者にとって良いお話だった場合は、地主との間で売買を進めることになります。そうなると、問題は金額(と諸条件)になってきます。

 

借地権者は、相場か可能であれば少し安く購入したいと思うのは当然ですので、売買対象の底地がいくらの価格になるのか知る必要があるでしょう。

 

ちなみに、正攻法としては不動産鑑定士に査定を依頼することが考えられますが、費用として数十万円の金額が掛かるケースが一般的です。しかしながら、買わない可能性のある不動産の査定に数十万円の費用を負担するのは、現実的ではありません。

 

そのため、借地権問題ドットコムでは底地や借地権の簡易査定を承っております。路線価と近隣の土地の売買事例を組み合わせた簡易査定ではありますが、費用は、3万円(税別)ですので地主の提示された売買金額に納得できなかった場合は、こちらの簡易査定を試されたらいかがでしょうか。

 

以上が、底地を買ってほしいと打診された事例のご紹介でした。

参考になれば幸いです。

 

 

 

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